2010年7月5日月曜日

iPhone4のカメラを考える。その1

iPhone4のカメラについて少し考えてみる。iPhone4のカメラは500万画素と画素数は少ないものの、携帯としてはなかなか優秀な画質であるというのが私の体感。携帯として見る限り、発色もいいしノイズの量もセンサーサイズを考えれば許容範囲。
ただし、デジカメとして考えた場合事情は少し変わってきます。今回はそんなiPhone4のカメラについて考えてみたいと思います。

上はiPhone4のカメラで撮影したままの写真。まずホワイトバランスがおかしい。かなり強く緑被りが生じているのがパッと見でわかるほど。
  こちらはシルキーのグレーバランスツールでホワイトバランスを調整したもの。全体的な色の被りは抜けたが、グレー軸にねじれが生じているのがわかります。今回の写真で見る限り暗部でマゼンタ被り、明部でグリーンかぶりが見られます。

さらにコントラスト・彩度共にかなり高く、目がチカチカする。色味もかなりズレている気がする。特に気になるのがオレンジ。かなり赤方向に回るです。

今回のテストで感じたのは、iPhone4のカメラはコンシューマー向けにかなり派手な絵作りをしているようだということ。これについてはまた検証してみたいと思いますが、ひとまずまた明日以降考えることにして眠いので寝ます。

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