さて、 今回は通勤用のMTBをドロップハンドル化してみましたのでそのご紹介です。
そもそもMTBをドロップ化することに意味があるのかと言われると、実際問題あまりメリットはありません。舗装路の走行に最適化するならロード買えばいいですし、悪路走行にドロップハンドルは乗り手の技量も体力もついて行きません。
では何故MTBをドロップ化するのかというと、ひとつは通勤時間の短縮。私が走るルート上には比較的走りやすい未舗装路と舗装路程度しかありませんので悪路走行は考慮せず、前傾姿勢の取りやすい形に組み替えるためでした。もうひとつの理由としてはいじるのが楽しいことです。一昨年末に亡くなった祖父は技術者でしたので、幼い頃から機械いじりの楽しさは教えられてきました。BORGやMTBを扱っていて楽しいと感じるのはそんな育ちのおかげかも知れません。
ドロップ化した愛車、GIANT ROCK2 2009年モデル
そんな訳で今回も一切ショップ任せにせず、自分で改造を行いました。
今回の材料は、ハンドルバー、ステム、中古で買ってきたSTIデュアルコントロールレバーSORA ST-3304(3S/8S)、トラベルエージェント、各種インナー・アウターケーブル及びアジャスター、バーテープです。
今回のキーとなるパーツはこれ、STIレバーでVブレーキが引けるようになります。
ブレーキ・シフトケーブル交換ですら初挑戦でしたが、構造さえ理解してしまえば機械なんか皆同じという勢いで作業開始。悪戦苦闘しながらも何とか改造が完了しました。決してスマートではありませんが、自分らしい一台になってきたような気がして結構嬉しいです。
こんな未舗装路を高速で疾走するのはなかなか楽しそう。
テスト走行を兼ねて走ってみて感じたのは、BORGの入ったバックパック型カメラバッグを背負ったまま下ハン握って長時間前傾姿勢を保つのはかなりキツイということですね。5kg超の荷重を背負って走るためにはもう少し背筋を鍛えなければなりませんね。
ハンドル周りはわりとスッキリ。ハンドルバーをかなり前に倒しています。
もう少しポジション調整を煮詰めれば、少しは楽になるかな?廉価版シクロクロスもどきとなった愛車の調整はもうしばらく続きそうです。
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